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| My Favorite-twenty six |
| Precious Memories.... |
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| Feb 25, 2006 |
その日の為に友人から預かっていたワイン・・・『VINA VALORIA 1968』
ある時僕の友人である女性から、1968年ヴィンテージのワインを探してほしいと頼まれた。
38年前のワイン・・・簡単には探せない。でも何とかしたい、そして一緒に祝いたかった。
彼女の今は亡きご主人の生まれた年1968年。
その日彼女はお洒落な装いで現れた。
バースディー・ディナーを楽しむかの様に。
まずはシャンパーニュで乾杯をしたい。
『ヴーヴクリコ』、マダムクリコが未亡人となっても尚、
深い悲しみを乗り越え素晴らしいシャンパーニュを造り続けている。
そして同じく頑張っている友に「乾杯!」
やがてシャンパーニュを飲み終え、ヴィンテージワインを取り出す。
キャップシールを剥がし、コルクにスクリューをねじ込む・・・緊張が走る。
38年の年月の重みが圧し掛かる。慎重に抜栓をした後、ゆっくりとグラスに流し入れる。
ゆっくり口に含むと、本来なら濃厚なワインのはずがピークも過ぎて枯れて穏やかだ。
なのにこの感動は・・・。今まさに永い眠りから目覚めたワインがそこに息づいていた。
「ハッピーバースディ!」
その時彼女は最高の笑顔を見せてくれた。
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